小石川植物園の歴史を感じる旧養生所の井戸や薬園保存園、甘藷試作跡の碑、日本庭園と早咲きの梅の写真を一緒にお散歩しましょう。

お花

享保20年(1735年)に、青木昆陽(通称:甘藷先生)がこの地でサツマイモの栽培を試みました1。この試作が成功したことにより、サツマイモは日本全国で広く栽培されるようになりました。

大正10年(1921年)に、青木昆陽の功績を称えて記念碑が建立されました。それが、この写真です。日本の農業史における重要な出来事を後世に伝えています。小石川後楽園(現在の小石川植物園)は、単なる庭園ではなく、日本の農業技術発展の重要な舞台となった歴史的な場所でもあるのです。記念碑はさつまいもをモチーフにしているのでしょうか。不思議な形に見えますよね。

続いてはこちら小石川養生所の井戸です。これも歴史的価値があります。

全体を撮りたかったのですが光が入ってしまい撮れませんでした。ほんの一部だけですいません。ぜひ足を運んで見て頂きたいです。

井戸の特徴と歴史

  • 設立年: 小石川養生所が享保7年(1722年)に設立された際に作られた井戸です。
  • 役割: 養生所での医療や生活に必要な水を供給していました。
  • 関東大震災での利用: 大正12年(1923年)の関東大震災時には、避難民約3万人への飲料水として利用され、多くの命を支えました。
  • 小石川養生所との関係
  • 小石川養生所は、徳川吉宗の政策の一環として設立され、貧困者への医療を提供する施設でした。この井戸はその活動を支える重要なインフラでした。
  • 現在も井戸は保存されており、小石川植物園内でその姿を見ることができます。これは、江戸時代から続く医療と救済の歴史を物語る重要な遺構です。

次は薬園保存園です。正直あまり良くわかりませんでした。その植物の発祥地や効能を多分書いているのだと思います。

歴史的背景

  • 1684年(貞享元年)に徳川幕府によって設立された小石川御薬園が起源です。
  • 明治時代に東京大学の附属施設となり、現在の小石川植物園に至っています。

薬用植物の保存

  • 約120種の薬用植物が栽培されています。
  • 江戸時代から残る薬用樹木が現存しています。例えば:
    • サネブトナツメ
    • カリン
    • サンシュユ
    • 歴史的価値
    • 2012年に国指定の名勝及び史跡となり、その歴史的価値が認められています。
    • 研究と教育の場
    • 東京大学大学院理学系研究科の研究室があり、植物分類学・系統学などの研究が行われています。
    • 日本の近代植物学発祥の地として、教育や社会普及にも力を入れています。
    • 薬園保存園は、江戸時代の薬園の機能を今に伝える貴重な場所であり、歴史的な薬用植物の保存と共に、現代の植物学研究にも貢献しています。とのことです。調べてみるとすごい所なんだと知ることができました。

こんな権威ある場所のとなりに面白いものを見つけてしまいました。案内図には売店となっていたのですが、なかなかのレトロ感です。もちろん営業はしていませんでした。

この売店から歩いて数分のところに先程の井戸もあります。そしてその近くに早咲きの梅をみつけました。

青い空に梅のお花が良く映えます。かわいい

では最後に日本庭園を散歩しましょう。ちょっと写真は自信がないです。でもなんとかがんばって撮ってまいりました。

この辺には休憩するところがなかったので助けられたベンチです。

こんな感じで日本庭園とはあまり見えない感じになってしまいました。実際も日本庭園?という感じではありましたが、写真はすこし酷すぎました。ごめんなさい。

最後の最後です。関東大震災の碑があったので見て頂けたらと思います。

どうだったでしょうか。小石川植物園の色々な歴史を一緒にお散歩できたでしょうか。お花が少なくて寂しかったですね。ご興味がなく楽しめなかった方がいましたら、お詫びいたします。

次回はお花写真いっぱいの投稿にします。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

お花散歩で健康で生きていきましょう

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