前回少しお伝えしましたが、今年の11月中旬に新宿御苑の菊花壇展に行ってきました。
実は狙って行ったのではなく、いつものように自然とお花をもとめ散歩しに出かけたらやっていたのです。ラッキーでした。初めて見る菊花壇展はとても迫力がありましたよ。
皇室の伝統を受け継ぐ歴史ある菊花壇展という事もあるのか見に来ていらしゃる方々は菊花壇展を見慣れた感じがしました。「今年は〜ね。」などという会話も漏れ聞こえてきましたので、何度か来ている方々なのかなと、初めてしかも偶然見ている自分がなんて運が良いのだろうと嬉しくてたまりませんでした。新宿御苑の広い敷地内を大好きなお花を見ながらお散歩出来る喜びに満ちておりました。
ちょっと変わった菊をご紹介します。嵯峨菊です。日本の古典菊の一種です。
形状: 糸のように細い管状の花弁が特徴的で上に向かって花が咲いているのです。なんかかわいいというより元気いっぱいって感じですかねぇ。
もう一つ変わった菊をご紹介しますね。今度は嵯峨菊とは逆に花が下にひらひらしている
伊勢菊です。伊勢菊も日本の古典菊の一種で伊勢地方で発達した菊で、先程の嵯峨菊から変化したとされています。咲き始めは嵯峨菊に似ているのだそうですが、時間が経ってくると花弁が垂れ下がる特徴を持っているとのことで、面白いですね。もともと同じ菊だったとは思えないですよねぇ。
写真を見比べてどう思いますか。どちらのお花も特徴的で、色もすごく綺麗です。1本1本食い入るように見入ってしまいました。嵯峨菊は多分京都で伊勢菊は三重県で仕立てられたのでしょうね。
伊勢菊は、その独特の花の形状と仕立て方により、日本の伝統的な園芸文化において重要な位置を占めているそうです。見ている時は「きれいだなぁ」としか思っていなかったですけど帰ってきて調べてみると色々面白いですし、勉強になります。
これもお花散歩で健康に生きていきましょうのテーマのひとつなんです。
自分で散歩をしながらきれいなお花を見て、自分で調べてまた面白く、楽しくなる。そんな事をしていたら絶対健康的に生きていけると思いませんか?
勝手にそう自分に言い聞かせているだけかもしれませんが、それでもお花には不思議な力があるんですよー。
菊花壇展の続きはまた次回にお話しますね。
ぜひ皆さんも自分も行った気分になって読んで頂ければ嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。では、またの機会にお会い出来たら幸いです。
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