【70種類もあるんです。】新宿御苑のさくらの種類のことです。第2弾新宿御苑のさくらを詳しく深堀りしながらお花散歩しましょう。

前回の大島桜と染井吉野を見逃してしまった方はこちらから見て下さいね。

今回も楽しく色々な桜の名前と特徴を見ていきながらお散歩しましょうね。

紅豊の特徴

紅豊は、その名の通り「紅色が豊か」な美しい八重桜で、春の花景色を華やかに彩ります。

特徴

  • 樹形・樹高
    広卵状の樹形を持つ亜高木で、高さは10~15m程度になります。
  • 花の特徴
    八重咲きで大輪(花径約4.8~5.0cm)、花弁数は15~18枚ほど。花は横向きや下向きに咲き、平開形です。
  • 花色
    濃紅色または紅色が特徴的で、花弁の外側が特に濃い紅色になります。咲き始めは淡紅色で、外側にいくほど色が濃くなるグラデーションも見られます。
  • 開花期
    4月中旬に開花し、他の八重桜よりやや早咲きの傾向があります。
  • 芳香
    花には芳香があります
  • 作出・由来
    1961年、北海道松前町で浅利政俊氏によって「松前早咲」と「龍雲院紅八重」を交配して作出された品種です。オオシマザクラ系のサトザクラ群に属します。
  • 栽培・受賞歴
    鑑賞性や着花性に優れ、全国各地で植栽されています。2012年には英国王立園芸協会(RHS)のAGM(Award of Garden Merit)を受賞しています

公益財団法人日本花の会の「桜図鑑」ページから松前早咲の写真をお借りしました。こちらです。

公益財団法人日本花の会の「桜図鑑」ページから龍雲院紅八重の写真をお借りしました。こちらです。

どちらも可愛い桜ですね。これが紅豊のお母さんとお父さんなんですね。この表現で正しいのか自身はありませんが、交配ということですから。そうゆうことで良しとして下さい.。紅豊のアップの写真は私が新宿御苑で撮ってきましたよーー。

もっと赤い色が強い気がしたのですか。もしかして違う種類かもーーーー。申し訳有りません自身がなくなってきました。たぶん紅豊です。上2枚の写真はプロが撮ったものですからやはり違いますね。でも自分で言うのもなんですが、iphoneで撮影してこの出来栄えなら良しと思いませんか。私がすごいのではなくiphoneが凄いんです。だから皆さんももう撮っているかもしれませんがお花の写真を自信を持って撮ってくださいね。

それでは次のさくらに行きましょうね。

一葉の特徴

特徴

  • 花形: 八重咲き(花弁20~35枚)の大輪(花径4~5cm)。
  • 花色: 咲き始めは淡紅色→満開時は白色に近づく(花弁の内側が白いため)。
  • 雌しべ: 1本(稀に2本)の雌しべが葉化し、花中央から突出。これが「一葉」の名の由来。
  • 樹高: 高木(10m程度)で広卵状樹形。
  • 樹皮: 縦に裂け目が入る。
  • : 楕円形で鋸歯あり。開花と同時またはやや遅れて展開。
  • 開花期・栽培特性
  • 開花期: 4月中旬~下旬(ソメイヨシノより約1週間遅い)。
  • 耐性: 強健で関東を中心に広く植栽。剪定に弱く、日当たりと排水性の良い土壌を好む。
  • 歴史・文化
  • 作出: 江戸時代以前から存在。東京・荒川堤で栽培後、全国へ拡散。
  • 名所: 新宿御苑・小松橋通り(東京)が代表的。総理主催「桜を見る会」の主役品種。

ここまでの、つまり前回からご紹介した。【大島桜】【染井吉野】【紅豊】【一葉】は千駄ヶ谷門から入ってすぐのところにあります。新宿御苑では季節ごとに今の時期に咲いているお花のマップを門のところでもらうことが出来ます。そのマップを見ながらお散歩するのも楽しいですよ。ちなみに春のマップがこちらになります。小さかったらクリックして大きくして見て下さいね。

現時点では千駄ヶ谷門を入ってすぐの桜園地という場所だけのご紹介です。

もちろん広い園内いろいろな場所に行きますよ。

もう1枚アップの一葉の写真を見ましょうね。



それでは違う場所にお花散歩しながら次のさくらをご紹介しますね。

関山の特徴

特徴

  • 学名Cerasus Sato-zakura Group ‘Sekiyama’
  • 別名: セキヤマ
  • 作出: 江戸時代以前に荒川堤(現・東京都足立区)で栽培開始
  • 系統: サトザクラ群(オオシマザクラ系)
  • 花容:
    • 八重咲き(花弁20~50枚)
    • 大輪(花径5~6cm)
    • 花色: 濃紅色~濃紅紫色(遠目でも目立つ鮮やかさ)

先程の一葉と同じく荒川堤で栽培開始しているんですね。確か荒川堤は荒川堤に桜が多い理由

荒川堤で栽培開始された歴史的背景

明治期の植栽計画
明治18年(1885年)、荒川(現・隅田川)堤防改修工事の際、地元住民が**「日陰確保」「堤防補強」「洪水時の船係留」**を目的に桜の植樹を要請。明治19年(1886年)にサトザクラを中心に植栽開始

具体的な経緯として、明治18年7月の暴風雨で荒川堤が決壊した後、後の江北村長・清水謙吾が堤防補修と併せて桜植栽を提唱。翌明治19年(1886年)に78品種・約3,000本の里桜が植樹され、「五色桜」と呼ばれる多色咲き分けの景観が誕生しました。この桜は日米友好のため1912年にワシントンへ贈られ、ポトマック河畔の桜の起源の一部となりました。

関山の写真を2枚見てみましょう。ここの場所はスタバの近くにあります。他の場所にもあると思いますけどね。

必ずと行っていい程アップの写真撮っちゃうんですよねー。

山桜の特徴

次の桜もスタバのすぐ近くにあります。私が最もきれいだなぁーと思ったさくらです。

特徴

開花と葉の同時展開
**花と若葉が同時に出る**のが最大の特徴で、ソメイヨシノ(先に花が咲く)と明確に異なります。新葉の色は赤・緑・黄褐色と個体差が大きく、花とのコントラストが景観の魅力となっています


樹形と成長

  • 成長速度が速く、山間部では遠目でも開花が確認可能。
  • **傘状の樹形**で高さ10~25mに達する落葉高木。
  • 枝は上方へ伸び、横広がりが少ないため剪定の必要性が低い

日本固有種**で古来和歌に詠まれ、国花と見なされることも。
平安時代から京都・奈良の名所で親しまれ、ソメイヨシノ普及前の代表種。

補足:秋の紅葉はソメイヨシノより鮮やかで、赤~黄色のグラデーションが目を引きます。実は黒紫色に熟すが苦味が強く食用不向き

山桜の写真見ましょうね。

日本固有の品種というのは今知りました。だから何か惹かれるものがあったのですかね。シンプルで豪快って感じの桜に見えませんか。

この写真めちゃくちゃかわいくないですか?私的には凄く、素敵なお花に見えます。きれいでかわいいし、かっこいい、みたいな。全部持ってる気がするんですよね。

お花は好きというだけで詳しくは無いので今回桜の種類の多さや山桜という素敵な桜にも出会えて嬉しかったです。皆さんはどうでしたか。

まだまだ続きますがここでお花の定期便のご紹介をしたいと思います。

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個人的にはタスハナさんのコンセプトがとてもお花にやさしいので気になっています。
3社3様なのでご自身に合ったものをお試ししてみて下さいね。





それではお花散歩に戻って新宿御苑のさくらに戻りましょうね。

チョウシュウヒザクラの特徴

何故かこの桜だけこんな感じでのお名前紹介になっていました。

特徴

  • 花色: 紫紅色の大輪(花径3.5~4cm)で、半八重咲き。花弁の縁は紅紫色が濃く、中心部は淡い桃色のグラデーション。
  • 開花期: 4月中旬(ソメイヨシノより遅く、散り始める頃に開花)。
  • 花構造: 花弁5~10枚の半八重咲きで、旗弁(直立する花弁)が目立つ個体も存在
  • 樹形: 盃状(傘型に近い)で、樹高5~10mの亜高木。
  • : 花と同時に展開。若葉は赤褐色で成熟すると緑色に変化。
  • 耐性: 強健で大木化しやすく、剪定耐性が高い。
  • 起源: 明治期に東京・荒川堤で栽培され、長州(萩)に移植された後、固有種と誤認され命名
  • 遺伝子: オオシマザクラを基にしたサトザクラ群の栽培品種。DNA解析でケンロクエンクマガイと同一クローンと判明。
  • 異名: 「ボタンザクラ」と呼ばれるほど花が密集し、牡丹のような豪華さを持つ。

なかなかパンチのある特徴をもったさくらなのですね。面白いですね。

なぜだかわかりませんが女性の外国の方がものすごく熱心に一眼レフカメラで何枚も写真をとっていました。何かピーンとくるものがあったのか、この特徴を知っていたのかはわかりませんが、本当に熱心に撮っていましたね。特にアップを。

それでは名前が分かって写真を撮ってきた今回の桜のお花散歩はこれで終わりたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

その他の新宿御苑でのきれいな桜の写真も今度一緒にお散歩しましょうね。楽しみにしています。

お花散歩で健康に生きていきましょう

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